油断大敵!狭心症について

IMG_4473習慣生活病である心臓病の中でも、狭心症や心筋梗塞は命にかかわる怖い病気です。
心筋梗塞は心臓の筋肉が破壊されて死滅する病気で、激しい胸の痛みを伴うため、助かった方は、もう二度とあんな苦しい思いはしたくないという方が多いものです。
しかし狭心症については胸の痛みを伴わない方もいるので、病院に行かないかたも多く、治療も中断させてしまいがちです。

狭心症とは、心臓に酸素を供給している冠動脈という太い動脈が、コレステロールなどで半分ほどふさがってしまい、筋肉の塊ともいえる心臓に十分酸素が届かなくなってしまう病気です。
筋肉には酸素が必要ですが、その酸素自体が足りないため筋肉はやせ細り、さらに残り少ない筋肉で必死に心臓を動かそうとして運動回数を多くしてしまうため、筋肉の寿命を縮めてしまいます。
ほんのちょっと動いただけで息切れがするという特有な症状は、その心臓の動きから発生するものです。

狭心症は他の病気と同じように、もう後戻りできない状態になるまで症状が出ないことも特徴ですので、一度くらいの気になる症状くらいでは、周りが心配して病院に行くように勧めても、自分は平気と思って中々病院にかかろうとしないものです。
たいしたことはない、すぐにおさまったし、と思っていると油断大敵で、時限爆弾が爆発したように心臓がいきなり悲鳴を上げるため、気になったその時が治療を始めるベストタイミングとなります。

狭心症の治療では、カルシウム拮抗剤という薬が選択されます。
心臓が運動する収縮という現象はカルシウムによって増加させてしまうことが知られているので、その吸収を抑えて心臓の運動を元通りにさせる効果をもたらします。
アダラートという薬がこの分類にあたり、効果が実証されています。
また、ノルバスクもカルシウム拮抗剤のひとつで、こちらも効果的です。